
今回はロードスターをソウルレッドプレミアムメタリックからイノセントブルーマイカに全塗装をしました。
施工前
今回入庫をした車は4代目のロードスターです。
ロードスターは未だに人気の絶えない1989年発売のリトラクタブルが特徴の初代から始まり、現在まで生産されているオープンカーです。
この車の登録は2015年と4代目が発売された年と同じなので、車は現行モデルですが車体は10年になる車でした。




ドア内の塗装と比較をすると赤なので少し色が薄くはなっているのかなとは思いますが、大きく全体的な塗装のヤレなどは無かったです。飛石やドアのエッジの部分の塗装が剥げていたりと部分部分の補修作業は必要な状態でした。


ドア内が外装色と同色なのでこの部分も塗装をします。
施工内容
ドア内塗装ありのパックです。
内装トリム同色塗装をしました。
ボンネット内のヒンジ・ヘッドライト取り付け部分も同色全塗装をしました。
下地塗装を車両全体にしています。
作業中
全塗装に必要なドアノブやヘッドライトなどの分解を済ませた後に下地作業をしていきます。
今回はドア内塗装ありのパックでしたので、ドアの分解を済ませた状態での塗装のご提案をさせていただきました。
その理由は塗装が綺麗に細部まで塗ることが出来るだけでなく、塗装後のドアの干渉リスクも減らせることができる為です。
分解をしたら、傷などの該当部分を悪い部分を研ぎ切ってからパテやサフェーサーを使って埋めてから乾燥をさせて再度ペーパーで研ぎ平滑にしていきます。





今回は下地色を全体に塗ることになりました。
下地色塗ったのは新しく塗る色がマイカという透明感が特徴の塗装回数が多めの色でした。
透明感のある色は下地の色が鍵になってきます。
下地色を塗ることによってしっかり狙った色を出すために下地色を塗ることをご提案させて頂きました。




塗装が完成をした状態はこちらです。
綺麗なブルー色にチェンジしましたね!
ボンネットの部分があるのでまだ赤は目立ってしまっていますが、部品を組んだ時は外から見ても分からないようになります。




分解をした部品も本体の下地作業と同様に傷などがあれば埋めて、足つけ程度にしっかり研ぎ下地色を塗ります。








分解をしたパーツも本体同様に塗装をしました。






乾燥をさせて、塗装面についてしまった埃などは磨きで落としていきます。
組み立ても済んで、動作確認や建て付けなどをチェックしたら完成です。
完成
完成しました!
ソウルレッドのような綺麗な艶感を感じるロードスターです。
マイカのような塗る回数が増える塗色は大変ですが、その分とても完成した時の艶や吸い込まれるような透明感は他には出せない魅力があります。




ドアの開口部の写真です。
トリムも塗ったので、統一感がしっかり出ていいですね。
分解をしたことによりヒンジの奥までしっかり塗ることが出来るので、ドアの開閉時にここ塗ってない!っていうトラブルもなく細部までこだわることができます。


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