作業の流れ(動画)

作業の流れ

入庫・チェック
お車の状態をチェックし、ご要望をお聞きした上で最終的なお見積もりをします。
基本的には立会いのもと確認した傷、ヘコミの修理となります。
見落とすこともありますので、事前に分かっている傷等はこの時にお伝えください。
ライトや電装部品の動作チェックもこの時点で行います。全ての機能はチェックしきれない場合もありますので不具合がある場合はお伝えください。
分解
必要最低限の分解をします。
主に外すもの
ドアミラー、アウターハンドルなどのドア周りの部品、ウェザーストリップ、簡単に外れるレンズなど。ハッチバック車のリアゲート(外側の塗装の時は外しません)
外さないもの
バンパー、ヘッドライト、ボンネット、トランク、ガラス及びガラス周りのモール。
分解したパーツはお車ごとに保管して、他のお車のパーツと区別するようにしています。
養生
ヘッドライト等外さない部品を養生する。室内にほこり等が入らないように開口部も塞いで養生します。
傷の修正
チェックで見つかった傷やエクボを修正します。
凹みや傷を直してからサフェーサーを塗装します。
下地処理(足つけ)
「足付け」と言って車体にペーパーをかけて下地処理をします。
ドアの内側まで塗装をしますので、塗装する箇所は全て足つけをします。
一般的には足付け作業は水を使う水研ぎという方法を用いますが、ボーラーズでは水分が残ろることによる不具合を嫌い水をつかわない空研ぎという方法を用います。
マスキング
塗装しない部分・塗料が掛かって困る場所は全て紙を貼って塗料がかからないようにします。
脱脂
塗装面にシリコンや油分が残っていると、塗装中の弾きの原因になったり、塗装後にブリスターと言って塗装が浮いてくる不具合を起こすため、シリコンオフという溶剤で徹底的に脱脂します。
塗装
脱脂をしたら今度は徹底的にエアブローをして表面に乗ったほこりを飛ばします。その上で黒の塗装をします。この段階ではツヤは出ていません。
黒を塗ってある程度乾いてきたら仕上げのクリアを塗装します。
クリアの塗装は塗りすぎると垂れてきますし塗りが少ないとツヤが出ません。磨きをかけることが前提となりますのであまり無理に塗り込むことはぜず均一に塗ることを心がけます。
乾燥
ボーラーズの使う塗料はウレタン塗料ですから、加熱して硬化させます。
外した部品の塗装
外したミラーやドアノブなどの部品を本体と同様に足付け・脱脂・塗装・乾燥させます。
磨き作業
全体にペーパーを当てて塗装の時に付着したゴミやホコリなどを取り除いたり、肌を均一に調整します。
ペーパーを当てたら、粗磨きから順番に工程を経て仕上げ磨きをします。
仕上げ磨きまでしたら日光の下で最終チェックをしたら磨き工程は終了です。
黒の磨きはとにかく神経を使います。
マスキングをはがす
室内を汚さないようにギリギリまで貼っておいたマスキングをこの段階ではがします。
組み付け
磨きまで終わっていますので細心の注意を払って組み付けをします。
最終チェック
磨きや組み付け時に塗装の不具合が発見されれば手直しをします。その後にライト類の点検、ドアミラー、パワーウィンドウの点検を実施し、作業完了になります。
洗車
いくら養生しても室内にホコリが入ったりしますので外側の洗車はもとより、室内もしっかり清掃してお渡しいたします。
完成
ようやく完成です。
やっぱり塗りたての黒はたまらないですね〜、思わず頬ずりしたくなります。