今回は三菱パジェロミニをブルーからデストロイヤーグレーに全塗装をしたので、作業内容を公開させていただきます。

施工前

今回はパジェロミニが入庫しました!
こちらは初年度登録が平成11年の2代目で、ワンオーナーで乗ってこられた思い入れのある車だそう。
お見積りの相談の際にはもう色を決めていただいて、末長く乗り続けたい!という意気込みを感じました。

車の状態はというと、25年以上たっているのもあってか全体的に塗装が薄くなっていて、ルーフやボンネットには錆によって塗面がボコボコになっている状態でありました。
下地の状態もこの場合だと良くないので、下地作業が必須です。
錆の状態も見なければいけないので、限界まで削りつつ錆止めをして穴を塞いでいく作業も必要だと感じました。

今回は、塗り分けやヘッドライトの塗装があるものの、大きな作業は下地作業なので、頑張って直します!

作業内容

ドア内塗装ありのパックです。
ルーフ・ボンネットは錆処理後に下地処理をしました。
マットブラック塗装塗り分けしました。
左右ヘッドライトクリアー塗装しました。
ホイールをマットブラックに塗装しています。
ワイパーアームも錆処理後に塗装をしました。

施工中

全塗装に必要なヘッドライトやドアノブなどの分解を終えたあと、ルーフやボンネットなどの錆が進行している部分の下地処理をしていきます。
塗面がボコボコボコとしているのが錆です。
削ってみると、真ん中の写真をような状態になっています。錆がかなり進行しているのがわかります。
一番右の写真のように、簡単に穴が空いてしまうような状態の場所もありました。

研ぎ切って錆が進行をしているところは、完全に切り取りました。
今回はご予算に合わせての作業だったので、錆止めの作業を行なってから裏からFRPを貼りパテで埋めてから
ルーフ一面にサフェーサーという下地材を吹き付けしました。

本体の塗装作業をしていきます。
シルバーに塗装されていた部分をマットブラックにしていきます。
全体的に足つけ程度に研いだ後にラインテープで見切りのテープを貼った後にボディー全体にマスキングをし、塗装準備は完了です。

黄色の線が見切りのテープで、ブルーのマスキングテープは黄色のテープの上に貼って保護をしています。
マットブラックの塗装は磨きができない分、埃やブツがなるべく乗らないように注意を払いながら塗装をしました。

マットブラックの部分をしっかり乾燥をさせてから本体の塗装をしていきます。
今度はマットブラックの部分をマスキングして、本体の部分が塗装できるようなマスキングに変えていきます。

マスキングができたら、皮脂などの除去に脱脂作業をして、埃などが静電気によってなるべく乗らないように除電ブローをしてから塗装をします。
色はジープにあるデストロイヤーグレーを塗りました。

本体の塗装を終えたら、分解したパーツを本体同様に本体色に塗っていきます。

塗り分けのパーツの一部はマットブラックに塗装をしました。

塗装を終えたら、乾燥をさせて組み付けをしていきます。
組み付け後に動作確認など最終チェックをしたら全塗装の工程は終了になります。

完成

完成後の写真はこちらです。
塗装が褪せていたせいか古っぽさが残っていたパジェロミニが、全塗装をしたことによって街中を走っていてもかっこいい車になりましたね!
オーナー様も新しく生まれ変わった姿に喜んでくださいました!!

下地処理をしたパーツのビフォーアフターです。
ルーフは特に褪せていたので艶感も取り戻して別の車のような姿ですね。

塗装がやれてしまったけど乗り換えせずに、塗装をして長くのり続けたいなどの全塗装の相談は気軽に連絡をしてください!
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