今回はお客様の車をシルバーからレクサスのラヴァオレンジクリスタルシャインに全塗装を行いましたので、作業内容を公開させて頂きます。
作業前
今回のお車はヴィッツです。
ヴィッツは1999年から約21年間販売されていて現在は国内販売の名前がヴィッツからヤリスに変わってしまった車ですね。
そんなヴィッツ時代の2代目の車がこちらになります。
初年度登録は平成21年になっていたので14年ほど前の車です。
ぱっと見はまだまだ綺麗な塗装状況でしたが、
ルーフやルーフサイドがツヤが引いてベースの部分から割れていました。
作業内容
今回はシルバーからレクサスのラヴィオレンジクリスタルシャインへの色替え塗装です。
ドア内塗装ありのパックでした。
3コートの塗装なので追加料金が掛かっています。
フロントエアロ・リアウィングの黒色の部分は同色塗装。
ルーフ・ルーフサイド・ボンネットは下地処理。
左フロントドア・リアドア鈑金修理をしています。
↓3コート等がどうして追加料金がかかるかを書いています。
作業中
まずはエアロ等の取り外して塗るパーツはあらかじめ分解をしてから、下地作業に取り掛かっていきます。
分解が終わったら、下地作業をする箇所以外をマスキングします。
マスキングを終えたら、下地作業をする部分を全てサンドペーパーで砥いでいきます。
全て研ぎ終わったら、パテが必要な部分はパテをつけて乾燥させて研ぎ次の工程に進みました。
ボンネットやフロントドア・リアドアも同様に下地作業を進めます。
パテ作業が終わってから、ルーフと右のフロントドアとリアドアは全て、左の部分は一部にサフェーサーを吹きました。
サフェーサーは塗装の下地材ですが、パテや小さな傷や小さな凹みなどを埋めて分かりづらくすることができ、パテや旧塗膜の密着性を上げる役割があります。
特にルーフは旧塗膜の状態がとても悪かったので、がっつり砥いだ関係上どうしても一部サフェーサーとはいかず、全てサフェーサーを入れることになりました。
サフェーサーを吹いて、乾燥をさせた後に少しペーパーで砥いで塗装の準備をします。
全て研ぎが終わったら、下地で使用したマスキングは使えないので、全て取り外して塗装ブースに移動をさせました。
塗装の前後の写真がなかったのでルーフだけの写真ですみません。
無事塗装を終えました。
3コートの塗装だったので、ベースの塗装→透明感のあるパールの塗装→クリアーの塗装
と3段階の工程があります。塗る回数がその分多く、時間もかかります。
本体の塗装が終わったら、分解をしたパーツの本体と同色の部分を塗装をしていきます。
塗装が完成したら、最後に塗り分け部分をマスキングして、黒の部分を塗装しました。
しっかり乾燥をさせてから組み付けをして完成です。
作業後
シルバーからオレンジのヴィッツに変身をしました。
よりスポーティーな仕様になって、3コートのパールが太陽に照らされてキラキラしていました。
3コートやキャンディ塗装はお値段ことはりますが、太陽光に当てた時の透明感が違います!
気になっているあの色を塗りたいなど全塗装を考えている方・塗り分けをしてノーマルとは差をつけたい方など、どんな希望でもお気軽に相談してください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!