今回はフィアット バルケッタを同色全塗装をしましたので、作業内容を公開させていただきます。

施工前

今回の車はフィアット バルケッタです。バルケッタはイタリア語で小船という意味だそう。
2シーターでころんとしている形が可愛い車です。
1995年から2007年までの一代限り生産をしていた車です。
この車は初年度登録は2006年で、今から約19年前になりますね。

塗装状態はボンネットやバンパーなど塗装が浮いてきていたり、やれていたりしていました。
3枚目の大きい写真の小さなポツポツはクリアーが浮いている状態です。
赤色や黄色は紫外線に弱く、塗装が他の色よりも塗装が悪くなりやすいです。

施工内容

ドア内側塗装ありのパックです。
ヘッドライト・ウィンカーはクリアー塗装をしました。
ドア内トリムも塗装をしています。
フロントバンパー メッシュ部をマッドブラック塗装をしました。
リアバンパーは鈑金修理をしています。

作業中

本体の塗装の写真などの写真がないため、部分的な紹介になってしまっています。すみません。

バンパーはこれ以上割れないように気をつけながら研ぎました。
大きな穴は裏からファイバーを貼ってパテで整えてからサフェーサーという下地材を吹きました。
古い車なので、研いでる途中から思わぬところが剥がれてきたりもしました。

一通り下地が終わったら、塗装をしていきます。
今回はドアの内側やトリムの赤いパーツも塗装をしたので、裏側も丁寧に塗装をしました。
同色塗装なので、今回は足つけをしてから必要な部分のみをサフェーサー吹いて塗装をしましたが、
元の色から大きく変わって赤を塗る場合は、下地色を塗ることもあります。

塗装が終わったら、組み立てや磨きをし、動作確認や建て付けなどの最終チェックをしたら完了です。

完成

完成しました!
はっきりとした赤が蘇ってカッコ良くなりましたね。
同色全塗装でもはっきり違いがわかると、綺麗になったなー!という達成感があります。

ボンネットのビフォーアフターです。
色が全然違いますね。
赤色は徐々に紫外線によって色素が壊されてしまうので薄くなっていくのがはっきりわかりますね。
全塗装によって蘇った赤色で色々なとこにドライブをしたり洗車したりを楽しんで欲しいです!

施工途中の時の写真はありませんが、ヘッドライトをクリアー塗装しました。
樹脂系のヘッドライトは紫外線や熱などによってどうしても黄色くなってきてしまうので、
ヘッドライトにペーパーを当てて、クリアーを吹いたら綺麗になります。
全塗装もしてヘッドライトも綺麗になると見た目がすごく新車っぽくなるのでとてもオススメです。

同色塗装でリフレッシュしたい方、古い車を手入れして長く乗り続けたい方、他とは違った色でカスタマイズもして車を楽しみたい方、国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!