今回は33スカイラインを白からミッドナイトパープルに色替え全塗装をしたので作業内容を公開させていただきます。

施工前

遠方からお越しいただき入庫をしたのは33スカイラインです。
登録は平成9年と約27年前の車になります。
以前32のミッドナイトパープルに乗っていたとのことで、今回は33をミッドナイトパープルにしたい!とのご要望でした。

塗装状態はというとボンネット・ルーフ・左右のフロントフェンダーの塗装が剥がれていました。
作業中にもポロポロ剥がれてきていて全体的にやれている印象でした。
当時のメーカー塗装は剥がれてくるものが多いそうです。

この時代の車のネックの一つといえば、交換をしたい部品がほとんど揃わないことです。
今回も例に漏れず部品商さんから手に入らないものが複数ありました。
お客様が積極的に探してくださり、リアガラスを始めとした部品を入手してきてくださいました。

施工内容

ドア内塗装ありのパックです。
ボンネット・左右フェンダー・ルーフは塗装が剥がれており下地処理をしています。
トランクも下地処理が必要でした。
サイドエアロ・リアハーフスポイラー・リアウィングは取り外して塗装をしています。
リアハーフスポイラーは持ち込み品を塗装後交換しました。

施工中

施工途中の写真がほとんどなかったためあるもので書いていきます。

今回はガラスを外しての作業でした。
ガラスを外すメリットは全塗装ついでに新しいガラスに交換ができたり、モールも交換ができて全塗装による劣化がなく綺麗な状態で納車ができることだと思います。
全塗装ですとどうしてもトリムテープといったプラスチックの硬いものがついたテープを差し込んで曲げながら塗装をしなければならず、塗装をするとその曲げたところが癖づいちゃったりもしてしまいます。
お金はかかってしまいますが、モール交換も兼ねて全塗装をやりたい!全塗装後も末長く乗りたい方はオススメです。

塗装状態が悪いものが多く剥がれも多かったですが、こういった塗装の割れもありました。
少しだけ割れているようには見えますが、実は結構広範囲だったりします。
徹底的に研いで、サフェーサーという下地材を塗って小さな凹みや傷を消しながら新しい塗装の密着度を向上させています。

下地作業の多かった車ですが、古い部分を研ぎ切ってそれぞれサフェーサーをしてから塗装をしました。

完成

完成した車はこちら!
深い紫色でかっこいいですね。艶が戻ってよりカッコ良くなりました!!
リアウィングがカーボン仕様になっていたり塗装のついでに少しだけカスタムをしていて、満足のいく仕上がりになったのではないかなと思います。

ボンネットのビフォーアフターです。
綺麗にすると洗車もこれから楽しんでできそうです!
親子でスカイラインを乗っていらっしゃるとのことで、並んで洗車やドライブに行って素敵な思い出を沢山作って行ってほしいですね!

同色塗装で綺麗にして乗り続けたい方、まだまだ乗り続けたいけれど、色替えをしてイメージチェンジをしたい方、お気軽に相談をしてください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!