今回はお問い合わせの中でもご質問の多いパック料金や追加料金について少し詳しくお話しさせていただこうと思います。

当店では、全塗装する車両の車幅や全長や、高さからa車格に応じたパック料金を基本のプランとして料金設定をさせていただいております。また、車格が同じ程度でも、輸入車や、国産車の一部にはパック料金から追加で作業料金のかかるものがありますので、例を挙げて説明をさせていただきます。

1972 buick Riviera

①輸入車など、構造が複雑で分解、組付け作業に手間がかかってしまう車の場合

1-1 輸入車の一部では、構造上部品点数が多く、複雑な機構を用いている場合があり、 標準的な工賃が 国産車に比べ、もともと高く設定されている車両があり、追加料金が発生してしまう場合があります。

1-2  輸入車の一部には、構造上、分解後に再使用を前提としていない部品が使われているものがあり、再使用できない部品が存在します。このような部品を使用している場合は、新品部品を取り寄せて使用するため、部品代が別途必要になる場合があります。

②生産から長い時間が経過しており、塗装のヤレや錆、腐食により、下地処理が必用な車の場合

2-1 製造年式が古く、経年劣化により、塗装のやれ、剥がれなどが生じており、特別な下地処理が必要な場合は追加料金が発生する場合があります。

2-2 製造年式が古く、経年劣化により、金属部分が錆びていたり、腐食している場合、追加で補修料金が発生する場合があります。

③スライドドア車、サンルーフ装着車

3-1 スライドドア車のドア内側塗装まで塗装する場合には、スライドドアは必ず取りはずして塗装を行いますので追加料金が発生します。

3-2 サンルーフ装着車はサンルーフを開けた状態でも未塗装部分がないように処理しますので追加料金が発生します。

実際の施工例で説明します

では、実際にお見積もりを行った例をご紹介いたします。昨年の年末に全塗装が完了したシボレータホのオーナー様の例になります。お問合せ時に、経年劣化による塗装の剥がれや、ボンネット内の錆がひどい状態でした。クリアー層は剥がれてしまい、表面はやすりのような状態になっており、触るとざらざらで、塗装の割れも見受けられました。また、ボンネットの内側も錆で腐食してしまい、無残な状態になっておりました。この状態でいくつかの板金屋さんに相談したところ、各部をしっかり確認せずに、100万円ほどのお見積もりを提供されたこともあったようです。しかし、一般の板金屋さんにとっては、全塗装という仕事はそのような感覚なのだと思います。

今回のオーナー様は下処理を行う前提でご来店いただいておりますが、今回は比較のために、 参考までに下地処理を行わなかった場合を想定して事後に作成したものと、2通りのお見積もりを紹介させていただきます。

当店ではオーナー様の希望に沿った形で、本当に納得のいく全塗装をご提供できるように日々努力を続けております。手間がかかる作業を行えばそれに伴って、作業料金も高価なものになってしまいます。しかし、せっかくの全塗装ですので、後悔は絶対にしてほしくないというのが我々スタッフ一同の思いです。気になることや、疑問なことはどんなに些細なことでもご相談ください。一度全塗装を行った後で、やっぱりこうしておけばよかったと後悔して、再度やり直しての塗装を行うのは非常に非効率で、残念なことと思います。他店で断られた場合や、納得のいく説明が受けられなかった方も、お気軽にご相談ください。

追加料金になった施工事例の紹介

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