今回は愛知県よりお越しのお客様のトヨタのファンカーゴを同色の純正色の199にて、ドアの内側塗装なしにて全塗装を行いましたので作業内容を公開させていただきます。

今回のファンカーゴはいたってノーマルのトヨタファンカーゴです。この車両も経年劣化により、クリアー層の剥がれがあり、下地処理後に全塗装を行いました。

特にルーフ部にクリアー層の剥がれが発生しており、今後も乗り続けたいとの希望にて全塗装の選択をしていただきました。

ルーフ部はクリアー層の剥がれが特に発生しやすい箇所になります。また、ボンネットにも多少の剥がれが見受けられましたので同時に下地処理を行うことになりました。

分解途中の写真です。今回は同色にて全塗装を行いますので、ドアの内側の塗装は行わない仕様になっております。

早速塗装の写真です。左側の写真が塗装前。右側の写真が塗装後の写真になります。シルバー系の色ですと塗装前後の変化が分かりにくいのですが、塗装後の写真では艶感があり、ブース内の蛍光灯が反射して映り込んでいるのが分かります。

一気に作業後の写真です。クリヤー剥がれのため、艶感のなかったルーフやボンネットも再塗装後には艶感がよみがえり、周囲の風景が映り込むようになりました。

当店は全塗装のみを専門に行う、全塗装専門工場です。クリアー層の剥がれの補修は私たちにとっては日常業務です。