今回はトヨタのハイラックスサーフを黒からソニックチタニウムに色変え全塗装をしたので、作業内容を公開させていただきます。
施工前
今回入庫をした車はトヨタのハイラックスサーフです。
現在は4ランナーとして北米専売になっていますが、日本は2009年まで製造をしていた4代目まで販売をしていました。
入庫をしたのは3代目で1997年に登録をされているので約27年前の車でした。
オーナー様はお若い方だったのですが、おじさんから譲り受けた車だったようです。
27年も経つと塗装状態はこの通りでところどころ塗装がヤレたりしていました。
ドアやフェンダーなども同様に塗装状態が悪かったので、パーツごとに大きな下地作業が必要でした。
施工内容
ドア内塗装ありのパックです。
ボンネット・ルーフ・左右フェンダーなど下地処理
フロントサイドミラー取り外し後に穴埋め
フロントバンパー・リアバンパー共に社外メッキパーツに交換
フロントバンパー下部マット塗装
ドア4枚サッシュをマット塗装
オーバーフェンダー・ドア4枚は取り外しを行ってから塗装
施工中
分解からしていきます。
ヘッドライトやバンパーなどは基本的に全て外しますが、今回はドア内塗装ということもあってドアも外して本体の塗装をすることになりました。
全体的にペーパーで足つけをしながら下地作業をしていきます。
足つけ作業とはサンドペーパーで旧塗膜と傷つけて凹凸を作ることによって表面積を広げる作業のことを言います。
塗面が悪くなっていたところはパテで表面を整えて乾燥をさせ、研いでからサフェーサーを吹きます。
サフェーサーとは液体の下地材で、小さな凹みや傷などを埋めてくれるほかに旧塗膜と新塗膜の密着をあげたりしてくれるものです。
特にかなり古い塗装だったり塗装状態が悪い車ですと、全体的に塗面の状態が悪いことが多いので全体的にサフェーサーを吹くことによって新たに塗装をしても剥がれにくく強い状態にできます。
本体同様に分解したパーツも下地作業をしました。
下地作業を全て終わったら塗装ブースに移動をしました。
マスキングを終えて、シリコンオフで脱脂をした後にいよいよ塗装です!
今回塗った色はソニックチタニウムというガンメタでした。レクサスの色です。
本体の塗装が終わったら、分解をしたパーツの塗装をします。
施工中の写真はないですが、ドアのサッシュやリアのタイヤステーの部分はマット塗装にしました。
フロントバンパーとリアバンパーはメッキに代わっていますが、社外品でチリが合わず取り付けに苦労をしました。
自分も全塗装に併せて古い車の部品の交換や社外品をつけたい!という方は購入する前に一度聞いてくださるとアドバイスができます!!
フェンダーのミラーは穴埋めをしました。
完成
完成しました!
艶を取り戻してピカピカになりましたね!!ガンメタの色合いも合っています。
クリアーが剥げて塗装がやれた状態もこの通り綺麗になりました!!
ドアのサッシュの部分もマットブラック塗装をしたので、新品のような状態になりました。
タイヤステーもこの通りマット塗装をしました。
マット塗装はお手入れや経年劣化などが気になるなという方はラプターライナー塗装という選択肢もあります。
専用の紹介ページがあるのでぜひご覧ください。
色替えをしてイメージチェンジしつつ長く乗りつつけたい、同色に塗装をして購入当初のような気分で楽しみたいなど、お気軽に相談をしてください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!