今回はスカイラインを黒からミレニアムジェイドメタリックに色変え全塗装をしました。
施工前
今回入庫をした車はスカイラインです。
1957年に富士精密工業(後にプリンス自動車工業)という会社が主力車種として販売していたのがスタートの歴史のある車です。
2001年に生産開始してからスカイラインとして国外輸出が本格化した型で、国外の高級車ブランド・インフィニティのG35として販売されていました。
入庫をした車の初年度登録は2004年なので、ちょうど20周年を迎えたことになりますね。
ルーフは画像では分かりにくいのですが、全体的に下地作業が必要でした。
その他ボンネットやリアトランクも下地作業が必要だったので、直射日光が当たっていた部分は塗装の状態がよくなかったということになります。
施工内容
ドア内塗装ありのパックです。
ボンネット、ルーフ、リアトランクに下地作業をしています。
ヘッドライトはお客様が持ち込みをして交換をしました。
施工中
ボンネットやバンパーなど必要な分解を一番最初にしていきます。
今回は色変え全塗装なのでドアも外しました。
ルーフは写真だと少し分かりづらいですが、下地処理をしています。
このスカイラインの場合の下地処理は、塗装が悪くなっていた部分を全て削り取ってからサフェーサーという下地材を吹き付けました。
サフェーサーは小さな凹みや傷を埋めてくれるだけではなく、古い塗装と新しい塗装の密着性も向上します。
全体的に足つけとルーフの下地作業がおわったら、車をブースの中へ移動をさせてから塗装に向けて綺麗にマスキングをやり直します。
マスキングを終えてたら、手の皮脂などの油分を除去する為に脱脂作業を行い、静電気をなるべく除去するために除電ブローを行ったら塗装の準備は完了です。
本体の塗装後の写真がなくてすみません。
本体の塗装が終わったら、分解をしたパーツの塗装をしていきます。
ボンネットやリアトランクは本体のルーフ同様に下地作業をしました。
ドア内の塗装がありなので、ボンネットやリアトランクの裏もしっかり塗っていきます。
塗装が完了をしたらしっかり乾燥をさせて組み付けをしていきます。
組み付けが終わったら、磨きや塗装のチェックをします。
最後に立て付けなどの組み立てのチェックをしたら全塗装の全ての工程は終了です。
完成
いざ全塗装をするとき色はどうしようとギリギリまで迷う方も多いですが、
今回のお客さまは35GT-Rのヌルスペック仕様限定で販売をされていたこのミレニアムジェイドメタリックに思い入れがあったようで即決でこれ!と決められていました。
ミレニアムジェイドメタリックはこの型にもとっても合っていてかっこいい仕上がりになりました。
ビフォーアフターです。
ルーフだけで見ても雰囲気が変わりましたね。
明るい色になったことでスポーティーさが出ました!
憧れのあの色に全塗装をしたい!同じ色でもまだまだ綺麗に乗り続けたいなどの全塗装を
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!