施工前

今回入庫をした車はマツダのデミオです。現在はマツダ2に名前が変わっています。
このデミオは2代目で初年度登録は2005年なので、20年前の車になります。
ブルーは元々が色褪せしやすい色ではありますが経年劣化もあり、全体的な色褪せとボンネットやルーフがベースの下が見えている状態でした。

ドアの上側やルーフは紫外線による影響が強く、劣化も他のパーツよりはしていました。

塗装が劣化している部分が多いので、下地作業が多く必要になります。

施工内容

ドア内なしのパックです。
ルーフ・ボンネットは下地作業をしています。
左Fドア・右リアドア・右リアクオーターは凹み修正
左右サイドエアロは取り外して塗装

施工中

バンパーやドアノブなど分解が必要なパーツを分解して行きます。
バックドアは同色の持ち込み品と交換をする為に取り外しをしています。
分解ができたら、下地処理をして行きます。
塗装の劣化が激しかったので、悪い部分を徹底的に削り落として行きます。
これだけ劣化をしていると鉄板近くまで研がないといけないので少し大変な作業になります。
研ぎ終わったらサフェーサーという下地材を吹き付けしました。
サフェーサーは古い塗装と新しい塗装の密着を良くしたり、小さな傷や凹みも埋めてくれる役割を果たしてくれます。

ボンネットやルーフの他にフェンダーやクオーターやドアの一部も下地処理をしました。
凹みなどもあったので、凹みもサフェーサーを吹く前にパテなどで直しました。
下地作業が完了をしたら、ブースに移動をさせて塗装の準備をします。

下地のマスキングを剥がして塗装用のマスキングに変えて行きます。
新聞紙などの毛羽立つ紙ではなくツルッとしているハトロン紙を使用をします。
マスキングが終わったら皮脂などの油分を取り除くために、脱脂をしました。
脱脂が終わったら埃などを寄せ付ける静電気を取るために除電をして塗装の準備は完了です。

今回は同色塗装をしました。
塗装前と比べて青色が濃くなって艶感が戻りましたね!

本体の塗装が終わったら、本体同様に分解をしたパーツも下地処理を行なって塗装をしました。

分解をしたパーツも塗り終わって乾燥をさせたら、組み立てをします。
組み立てが完了をしたら、建てつけや動作確認や塗装の不具合がないか最終確認をして完成です

完成

完成しました!
入庫時とは見違えた姿になりましたね。同色塗装でもここまで綺麗になったのが目に見えてわかると嬉しくなりますね。

ルーフとボンネットのビフォーアフターです。
まるで違う色ですね!綺麗な車になってまたドライブや戦車を楽しめるカーライフになればいいなと思います!

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