今回はトヨタ ランドクルーザープラドをブラックからラプターライナー ブラックに全塗装をしたので、作業内容を公開させていただきます。

施工前

今回はランドクルーザープラドです。
1990年から70ランドクルーザーの派生車種として登場をして以降、23年間生産をしていました。
今回はプラドとしては一番最後の4代目で初年度登録は2019年なので、5年前に生産をされたまだまだ綺麗な状態な車だと言えます。

今回はブラックからラプターライナーのブラックに塗り分けということで、ドアの内側も塗ることになりました。

今回は普通の塗装と違ってラプターライナー塗装なので、その場合のメリットデメリットも合わせて書いていこうと思います。

施工内容

ドア内塗装ありのパックです。
ラプターライナーブラックは他の塗料に比べると高価な塗料ですので、塗料代がプラスでかかっています。

作業中

ヘッドライトやドアノブなど必要な分解をしてから、塗装のために足つけをしていきます。
足つけとは塗装の密着を良くするためにペーパーで塗装を傷をつけて凹凸にし、表面積を広げることをさします。

足つけが終了をしたらブースに移動をさせて塗装の準備をします。
ラプターライナーは普通の調色をして作る塗料とは違って、専用の塗料が存在します。
それを吹き付けすると表面がザラザラとした手触りの塗装ができます。
よくある艶消しブラックは傷が付いたら再塗装をしないといけないですが、ラプターライナーは傷や錆・紫外線にも強く強靭な塗装をすることができます。

マスキングをした後に脱脂や除電をした後、塗装をします。
塗装をした後の姿はこちらです。
ランクルくらいの大きさは特にですが、通常の塗料と違うために途中から乾いてきたりするため粒の大きさを揃えたりするのが通常の塗装と違い難しいところでした。

本体の塗装を終えたら分解をしたパーツも塗っていきます。
アウターハンドルやルーフレールやテールプロテクターなどは本体との塗装と粒の大きさを変えて塗装をしました。

塗装後はこちらです。細目にすると手触りが少しカサカサとした感じの質感になります。

全て塗装が終わったら組み付けをしました。
磨きはないので、組み付けをして建て付けや動作確認をして最終チェックを終えたら完成です。

完成

完成しました!!
強靭なラプターライナーの全塗装は上から研いで再塗装ができないのでそこはリスクとしてはありますが、飛石などの小さな傷や凹みなどには強くマットの全塗装では得られない質感などがカッコイイです!!

組み付けをした後だとより粒の大きさの差がわかりますね。
オーバーフェンダーも細目で塗っているので遠くから見てもゴツゴツしたところの反射が少ないので差がわかりそうです。

ラプターライナー塗装が気になる方や気になるあの色を全塗装して思いっきりイメージチェンジをしたい方お気軽に相談してください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!