今回はお客様の車を赤から黄色に全塗装を行いましたので、作業内容を公開させていただきます。

作業前

今回のお車はアクセラです。
マツダ車といえば新車はロードスター以外は既に英字と数字の表記になってしまいましたね。
今販売をされているマツダの車で実質的にアクセラの後継車に当たるのがMATSUDA3に当たるのかなと思います。
そんなアクセラですが、この車は2代目。
2009年から2013年まで販売されていました。

一番古い登録でももう13年も経つんですね。
そんな今回のご依頼の車ですが、ぱっと見は綺麗です。
しかしルーフがクリアーが剥げてたり塗装がヤレてたりしていました。
赤色は紫外線にとても弱いので、ルーフやボンネットなどは真っ先に色が引いていきます。

作業内容

赤から黄色への色替え塗装です。
内側の塗装がありのパックになっています。

作業中

下地の写真がありませんが少し説明をします。
ルーフは作業前の写真の通り剥げており塗装がヤレていたので、旧塗装と新塗装の密着性をよくするために一面にサフェーサーを塗りました。
古い塗装の状態が良くない時やパテを使うほどでもない小さな傷などによくサフェーサーは用いられます。
全塗装をするために一通り足付けでペーパーで研いでいきます。
全て研ぎ終えたら、ブースに車両を移動させて新たにマスキングし直して、塗装へ入っていきます。

ベースの塗料を数回塗り、少し乾燥をさせてからクリアーを数回に分けて塗って乾燥をさせます。

分解をしたパーツも本体同様に必要であればサフェーサーを吹く等をして、下地処理を行い本体と同色に塗っていきます。

本体と同色に塗装できました。
ボンネットは裏側も塗装を希望されていたので、まず裏側を塗装してしっかり乾燥をさせてから表面にして表側を塗装しています。

最後に塗り分けしたフロントバンパーを紹介します。
まず黒のツヤの部分を塗ってから乾燥をさせて、その塗った部分をマスキングしていきます。
マスキングが終わったら、赤い部分を研いで本体と同色の色を塗っていきます。
せっかく塗った黒の部分に被らないようにマスキングは慎重に綺麗にやりました。

全て塗装が終わったら組み付けをしていきます。
ボンネットやリアゲートといった重たいパーツは慎重に複数人で取り付けをしていきます。
磨きを希望されているお客様は組み付けのタイミングで磨きを行なっていきます。

作業後

赤から黄色へとイメージがガラッと変わるような全塗装になりました。
黄色のソリッドになるとよりスポーティーさが出ていいですね!
目立つけど違和感のないスッキリとまとまった1台になったと思います。

気になっているあの色を塗りたいなど全塗装を考えている方・塗り分けをしてノーマルとは差をつけたい方など、どんな希望でもお気軽に相談してください!
能な限り、理想のクルマ創りのお手伝いをさせていただきます。