今回は岐阜県よりお越しのお客様の黒色のNAマツダロードスターをミニのフェスタイエローに全塗装しましたので作業を公開します。
NAロードスターは問い合わせの多いお車です。
年式が古いため、下地のよくないお車も多いです。塗装の面積は他の車に比べて少ないですが、下地作業に時間の掛かることも多いです。下地は塗装をしてしまえば見えない部分ですが、長く乗りたい場合はしっかりやることをお勧めします。
作業前の状態
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今回の車両は平成5年式のマツダロードスターをミニのフェスタイエローに全塗装してほしいとの依頼でした。また、リアのハイマウントストップランプ部、右リアクウォーター部のアンテナ部の穴埋め処理も同時に行いました。約25年ほど前に生産された車両ですので下地の不具合も予想されたので、全面サフェーサー処理にて行うこととなりました。
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この写真では分かりにくいのですが、いたるところにエクボや凹みもありましたが、それを処理しつつさっそく作業に入っていきます。
作業の様子
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今回はリアハイマウントとアンテナ部の穴埋めも同時に行いました。ボディーのいくつかの凹みは過去に板金修理した後も確認できました。このような車両においては特に下地の処理が重要になってきます。以前修理した部分をしっかりと処理しておかないと、どんなにきれいな塗装をしても下地からトラブルが起きてしまい、密着不良や剥がれなどが起きてしまい、せっかくの塗装が台無しになってしまいます。
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サフェーサー
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今回の車両はドアや、トランク、ボンネットの内側に大きな腐食や不具合などはありませんでしたので、ボディー外側のサフェーサー処理で塗装に入っていきます。塗装したサフェーサーを丁寧に研いで整えていきます。ここまでが下地処理になり、この後やっと全塗装に入っていくことができます。
塗装完了
ここからは塗装完了後の写真です。今回のミニのフェスタイエローは鮮やかな黄色ではなく、ベージュに近い黄色で、明るい場所などでは若干、緑がかったような色に見えます。
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完成
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今回の車両は凹みや小傷が多く、その補修に多くの手間がかかってしまいました。全塗装においても、同じ劣化の仕方の車両はありません。お客様一人一人が望まれる状態はそれぞれ違うものと考えております。下地の処理の仕方や、色へのこだわりなどお客様の希望をお聞かせください。
ご不明な点や気になることはお気軽にご相談ください。
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