
今回はメルセデスベンツ Vクラスをオリジナルカラーに全塗装をしましたので作業内容を公開させていただきます。
施工前
今回入庫をした車はメルセデスベンツ Vクラスです。
ベンツが展開をしている車の中でも唯一のワンボックスタイプのミニバンです。





初年度登録は2014年と10年ほど前の車になりますが、塗装のヤレや傷や凹みもなく綺麗な状態でした。


施工内容
ドア内側塗装ありのパックです。
両側スライドドア取り外し後に塗装をしました。
前後バンパー・サイドモールをラプターライナー塗装しました。
ミラー・アウターハンドルをマットブラック塗装。
フロント・サイド・リアエンブレム・リアガーニッシュをマットブラック塗装。
純正ホイールをマットブラック塗装。
パネルサイド下部はステッカー除去。
テールライト上部・パネル部分 ボディーは同色塗装。
サンバイザーはスモーク塗装。
テールライト・ウィンカーミラー・リアリフレクターはスモーク塗装。
ホイールボルト・追加エンブレムはマットブラック塗装。
作業中
今回の全塗装はオリジナルカラーで塗装をすることになりました。
なかなか市販されている車の設定色に気に入った色がないという場合はベースの色を決めていただいてその色から少し色を足したりすることでオリジナルカラーを作ることができます。
自分で気に入った色を全塗装できるので全塗装の満足度は上がるメリットがある一方で、事故や傷などが入ってしまうとオリジナルカラーの為に市販のタッチアップが使えなかったり、他の板金修理の工場では受け入れてもらえなかったりするデメリットはあると思います。
お客様と基準となる色から少しずつ色を変えてテストピースを作っていきます。
蛍光灯と日光だと少し印象が変わるので、色の配合のみならず場所を変えて確認もして色を決定をしました。




色が決まったら、全塗装の準備をしていきます。
まずは全体的に研いで足つけをします。飛石などの傷や凹みがあったところはその部分のみサフェーサーを吹いて滑らかな状態にしました。
ツルツルの状態だと塗装が剥がれやすくなってしまうので、ペーパーで研ぐことによって凹凸をつけて表面積を広げ塗装がしっかりと密着するようにする作業です。
足つけ作業が終わったらブースにボディーを移動させてマスキングや脱脂、除電作業をした後にいよいよ塗装にかかります。
今回はスライドドアのみ外してフロントドアやボンネットは着けたまま塗装しています。




本体の塗装が終わったら、分解したパーツを塗っていきます。
本体と同じように足つけやマスキングなどの作業を行なってから、本体色に塗るパーツから塗っていきます。



塗りあがりはこちらです。
グレー系の色が可愛いですね。



エンブレムやドアハンドルはマットブラックに塗装をしていきます。
エンブレムなどはメッキのものが多いですが、足つけやミッチャクロンなどの下地材を用いて塗装をすると剥がれにくいものになります。




塗り上がった状態です。メッキのエンブレムの上から塗っても綺麗なマットブラックになりました!




前後バンパーとサイドモールはラプターライナー塗装をします。
ラプターライナー塗装は傷や錆や紫外線に強いぶつぶつとした表面になるのが特徴的な塗装になります。
詳しくは以下のリンクにまとめてあるので、参考にしてください!!


ラプターライナー塗装後です。
見た目がマットとは違うのが写真でもはっきりわかりますね!
ブツブツとした表面はよりアウトドア感が増して雰囲気も変わります。


テールライトも塗装をしました。
黒い塗装の部分は本体色に、赤の点灯部分はスモーク塗装をしました。


塗装後はこちら!
サンバイザーもスモークにしたので、統一感もあってかっこいいですね!!



交換用のタイヤにもマットブラックで塗装をしました。
しっかりめに塗りたい、タイヤを外した時に塗った感がわからないようにしたい時はタイヤを外しての塗装がおすすめですが、
タイヤにかからないようにちゃんとマスキングをしたらタイヤをつけている状態でも塗装をすることができます。

これで全ての塗装の工程は終了です!
完成
組み上がった状態です。
なかなか建て付けが合わなくて大変でしたがなんとか組み上がりました。
シルバーの時と比べるとよりアウトドア感があって、流行色なので街中を走っていると自然と目を惹きそうな1台になりましたね。




スモークの塗り分けやバンパーのラプターライナーもさりげないこだわりが詰まっています。



最近では、このクロスロードのように艶消しやラプターライナー塗装の組み合わせを希望するお客様も増えています。
お客様のお好みのパーツを塗装したり、好きな色に塗装をしたりオリジナルな塗装でオリジナルな1台を作成いたします。
気軽にお問い合わせください!
来店での見積もりご希望のお客様は、あらかじめ連絡をいただけると助かります。



