今回はコペンをイエローからスバルクールグレーカーキに全塗装をしたので、作業内容を公開させていただきます。
施工前
今回入庫をしたお車はコペンです。
今もなお軽のオープンカーといえばコペンの名前が真っ先に上がるくらい人気がありますね。
この初代コペンも販売開始が22年前。入庫した車は2007年登録なので、17年前になります。
それでもまだまだ乗りたいとのことで、全塗装を決意をされたようです。
17年前の車であることと、黄色という紫外線に弱い色なので色も全体的に褪せていました。
他にもクオーターの一部に塗装のカケが見られたりしました。
施工内容
ドア内塗装ありのパックです。
ドアミラー・フロントウィンドウ周りは塗り分けで塗装をしています。
エアコンルーバーの部分やルームミラーカバーはボディーと同色で塗装をしました。
左リアフェンダー・右リアフェンダーの凹みを修正しています。
施工中
まずは傷や凹んでいる部分を修正していきます。
盛り上がっている部分は平滑になるべくしてから、パテをつけて整えていきます。
パテが乾燥をしたら研いで、サフェーサーを吹いて乾燥をさせたらまた軽く研いで塗装を待ちます。
分解をしたパーツも足つけ程度に研いでいきます。
内側も塗装をするので裏側も軽く足つけ程度に研ぎました。
本体も軽く研いで、マスキングをしました。
マスキングは新聞紙などを使わずにハトロン紙というツルッとした紙を用いてマスキングをしていきます。
マスキングが終わったら、シリコンオフで脱脂をして脱脂を終えたら塗装をしました。
ルーフは外さないと開閉時に元の色が一部見えてしまうので分解をどうするかお客様に尋ねたところ、
分解をしなくて良いとのことだったので、分解をせずにそのまま塗っています。
分解をしたパーツの一部は本体と同色に塗りました。
ミラーカバーは塗り分けをしました。
色はクリスタルブラックシリカという色です。
全て塗り終わったら組み付けをして、動作などの最終チェックをして完成です。
完成
完成しました!
20年前には見られなかったグレー色に塗っても可愛いさがありながら今どきな感じのコペンになりましたね!
室内に装着されるパーツも本体と同様に塗って統一感があって可愛いですね。
こういう室内でも楽しめる同色パーツはちょっとしたカスタム感が出て素敵です。
塗り分けも真っ黒ではなく透明度のある黒なのがさりげないアクセント!
色替えをしてイメージチェンジしつつ長く乗りつつけたい、同色に塗装をして購入当初のような気分で楽しみたいなど、お気軽に相談をしてください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!