今回はお客様のエクストレイルをスバルのクールグレーカーキに全塗装したので、作業内容を公開させていただきます。

作業前

日産の代表的なSUVを思い浮かべるとエクストレイルという方も多くいるのではないでしょうか。
そんなエクストレイルも現行の型が4代目で、初代が2000年に発売されたのでもう23年目になるんですね。
1997年の東京モーターショーでトレイルランナーというスポーツカーをそのままSUVにしたようなコンセプトカーを昇華して、市販化されたのがエクストレイルだそう。
今回入庫された車は初年度登録が2010年の2代目エクストレイルです。

初年度登録から13年経っていた車ですが、塗装のヤレや深い傷や凹みがない綺麗な状態でした。
大きく色替えをするのでドアの内側も塗装をします。

作業内容

内側塗装ありのパックになります。
フロントグリル・リアガーニッシュをマットブラックに塗装をしました。
バンパー・オーバーフェンダーをマットブラックに塗装をしました。

作業中

全塗装をするために全体的にペーパーを研いでいきます。
右側のフロントドアとリアドアに凹みがあり、パック内料金で直しました。
ペーパーを全て当て切ったら塗装ブースに移動をさせてマスキングをしていきます。

マスキングが終わると、手の脂などが塗装不良の原因になってしまうので脱脂を行い、
静電気でホコリがなるべく付着しないように除電ブローを行なってから塗装をします。

塗装が完了しました。
元々XVで採用されていた色なので、エクストレイルにもピッタリ合いますね。

本体の塗装が終わったら、分解をしたパーツをマットブラックの塗装をしていきます。
塗り分けの時は見切りの線が歪まないように慎重にマスキングをします。
マットブラックは塗装後の磨きで修正ができないので、埃がなるべく乗らないようにしながら塗装をしました。

マットブラックの塗装が完全に乾燥したら、マスキングを剥がしてマットブラックの部分の塗装の部分をマスキングしていきます。
マスキングが終わったら本体と同色の部分を塗っていきます。
しっかり乾燥をさせて、組み付けをして最終チェックをしたら完成です!

完成

完成した車がこちらです!
エクストレイルといえば黒や赤のイメージが強いですが、アースカラーもとても似合っていますね!
グリルやオーバーフェンダーの部分もマットブラックに塗装をしたので本体の色との差も違和感がないです。

ドアの内側の塗装はドアを開けないとわからないですが、色替えだったのでドアの内側も塗装がしてあると
ドアを開けた時の違和感がなく、元色がわからないので新車みたいな状態で乗っていただけると思います!

まだまだ今の車に乗りたいけれど、塗装はリフレッシュしたい!あの色に塗ってまだまだ乗り続けたい!という方
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!