今回はエブリィをシルバーからグリーンに色替え全塗装をしたので、作業内容を公開させて頂きます。

作業前

今回入庫をした車はエブリィです。
最近はアウトドアカスタムで人気みたいですね。カスタムパーツも色んな系統のカスタムが出来る様にたくさん出ています。
新車で別の業者さんで未塗装のままフロントとリアの加工をした状態で入庫をされました。
加工をしたところはこのまま塗ることはできないので下地処理は必要になりますが、今回の塗装は塗り分け塗装が見どころになります。

作業内容

色替え全塗装です。ドア内塗装ありのパックになります。
フロントとリアの加工部分は未塗装なので、下地処理が必要になります。

作業中

今回は作業中の写真が少ないので、いつもとは少し違う感じで書いていきます。

未塗装樹脂パーツの下処理


未塗装の樹脂パーツはそのまま塗ることができません。
一見滑らかに見えるのですが、小さな凹凸があったり、塗装をしても密着が悪く塗装状態が維持ができなかったりします。
なので下地処理が必須です。

未塗装の樹脂パーツに足つけ作業をします。
足つけとは、ペーパーや足付け用のスポンジでパーツに傷をつけて凹凸をつけて塗装部分の表面積を広げる作業のことを言います。
足つけが終わったら、未塗装樹脂の油分や皮脂などによって塗装に悪さをしてしまうので脱脂をします。
脱脂が終わったらサフェーサーという下地材を吹き付け塗装をして、乾燥をさせて足つけを再度してから塗装をします。

塗り分け

ルーフは白色、本体色はグリーンのオーダーでした。
ドア内塗装ありのパックなので、当然ドアの内側は全て塗ります。
リアゲートの開口部は、リアゲートを取り外してマスキングをして見切りをつけました。
ドアの内側も本体の外側の部分ときちんとリンクするように塗り分けをすることができます。

完成

完成しました。
とっても可愛くなりましたね!全塗装をすると世界で1台だけのオリジナルの車を作ることも可能です。
新車からの入庫だったので、ピカピカで可愛い状態で街乗りができるのはとても楽しそうです。
オーナーさんは若い女性で、納車後はキャンプなどを楽しみたいそうです!

自分だけの可愛い車を作りたいなど気軽に全塗装の相談をしてください!
そんな全塗装ついでのカスタムの要望も国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にどうぞ。