今回はお客様のハイエースをホワイトからホワイトパールクリスタルシャインに全塗装をしたので、作業内容を公開させていただきます。
施工前
今回のお車はハイエースです。
ハイエースと言ってもグランドキャビンと呼ばれる仕様で、ワイドロングボディにハイルーフなので普通のハイエースよりも大きいサイズになります。
5代目現行ハイエースではありますが、平成20年の登録なので新車からは16年経った状態でした。
入庫時の車の色はホワイト(058)というホワイトというソリッド色でした。
塗装状態は悪くなく、下地作業は不要な状態でした。
施工内容
ドア内塗装ありのパックです。
片側のスライドドアを外して塗っています。
作業中
作業にかかっていきます。ドアハンドルやバンパーなど塗装に必要な分解をしていきます。
ペーパーで旧塗膜を削っていき、表面を凹凸にして表面積を広げていきます。これを足つけ作業を呼びます。
そうしないと、旧塗膜の上に新しく塗装をしてもすぐ剥がれてしまうからです。
全体的に足つけ作業が終わったら、塗装をしていきますがワイドロングボディのハイルーフ仕様なのでルーフとボディと別に塗るようにしました。
ドア内も塗るパックでしたので、ドアの内側も軽く足つけをして塗る準備を本体同様にしました。
塗装をするときはリアゲートは外して塗る為、この後分解をしました。
全塗装用にマスキングをし直してから、塗装開始です。
まずはルーフを塗ってから乾燥をさせて、しっかり乾燥ができたらルーフをマスキングしてからボディーを塗りました。
今回塗った色はトヨタのパール定番色、ホワイトパールクリスタルシャインです。
マイカが混じっていて、3コートの塗装になります。
3コートの塗装は、ベース塗装(数回)→パールベース(数回)→クリアー(数回)
と回数が必要です。時間がかかるので、パック料金とは別に指定塗料代として別途料金が必要です。
好きな色を選ぶために記事を書きましたので参照をしてみてください。
本体を塗装して乾燥をさせたら、分解をした部品も同様に塗りました。
全て塗装が完了をしたら、組み立てをしていきます。
ドアミラーは純正のメッキタイプを持ち込んでいただいて、交換しています。
組んで組み立て後の動作チェックなど最終確認をしたら完成です。
完成
完成です!
同じホワイト系ですがパールが入ると艶感も出て、高級感もあって間近で見ると印象が全然違いますね。
分かりづらいかもしれませんがビフォーアフターです。
艶感が出たことによって、白のトーンがワントーン上がった感じになりました。
色替えをしてイメージチェンジしつつ長く乗りつつけたい、同色に塗装をして購入当初のような気分で楽しみたいなど、お気軽に相談をしてください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!