今回はお客様の車をスズキのクリアライムメタリックに全塗装を行いましたので、作業内容を公開させていただきます。

作業前

今回のお車はデリカです。
デリカは2007年発売から毎年細かくマイナーチェンジをしており、大きく変わった2019年のモデルチェンジ級の大きな見た目の変更もビックマイナーチェンジとメーカーが言っている為何代目というのがないちょっと珍しい車です。
こうした背景から2007年〜を前期、2019年〜を後期と呼ぶそうで、今回入庫された車は2010年初年度登録なので前期ということになりますね。

13年前の車なのに艶感がって綺麗なのは、他社にて1度全塗装をしたからだそう。
その場で色を決めさせられて決めた色だったのが気に入らなかったので再塗装に踏み切ったよう。
ピラーの塗り分けができてなかったりラインも入れてもらったが、希望通りにならなかったりしたそうです。

作業内容

今回はスズキのクリアライムメタリックに色替え全塗装です。
内側塗装なしのパックになります。
Aピラーに黒艶・リアエアロはベージュの塗り分け塗装をしました。

作業中

写真はないですが、全塗装に必要な分解をして足つけ程度にペーパーで全体的に研ぎました。
過去に全塗装済みで塗面は綺麗だった為、下地作業は行っていません。
全てにペーパーが当たったらブースに移動をさせてマスキングをします。
写真でわかる通り、ルーフとリアゲートは別で先に塗りました。
ルーフが高い車は一気に本体を塗ることができないので、2回に分けて塗ることがあります。

本体の塗装が終わり、乾燥をしっかりさせたら丁寧にマスキングを剥がしていきます。
写真はないのですが、この後Aピラーのみ再度黒色の艶ありで塗り分け塗装をする為にマスキングをして足つけをし塗装をしました。

次に分解をしたパーツを塗っていきます。
本体と同色に塗る前に予め塗り分けのベージュの部分を塗装をして、しっかり乾燥をさせた後塗り分けの部分を養生してから本体の塗装の部分を塗りました。
塗り分けをするときはマスキングの時にラインを綺麗に取らないと行けないので、慎重に境界線を貼りました。

分解して塗ったパーツも塗装が完了し、しっかり乾燥をさせてから組み付けをしました。
最終確認をして完成です。

完成

無事完成しました!
塗装前のグリーンよりも落ち着いたライムグリーンになって、ベージュの塗り分けをしたラインとの相性も良くなったと思います!!

今回は内側塗装なしのパックだったので、塗装前の色が内側に残っています。
前の方が濃いグリーンでしたが、今回の色とは遠い色ではないので変に目立つことは無さそうです。
黒に塗り分けたAピラーも写真で見ると元色で塗ってある時よりもフロントガラスが大きく見えて良い感じです!!

気になるあの色を全塗装して思いっきりイメージチェンジをしたい方お気軽に相談してください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!