今回はランエボを白から黄色に色替え全塗装をしたので作業内容を公開させていただきます。
作業前
今回のお車はランエボで最終型のⅩですね。
最終型といっても2007年から発売して、もう最後の特別仕様車の販売が終了をしてから7年近く経ってしまっているのがなんとも寂しいですね。
最終型の発売からはもう10年以上も経っているのでそろそろ塗装も悪くなってくる頃の車です。
入庫をした車も塗装が剥がれている状態でした。
こういう剥がれは放置をしていると徐々に広がってくるので、気になってきますよね。
こうなってしまうとある程度削らないと悪くなっている層を完全に取り切らないといけないので、下地処理が多くなってきます。
色替えをしてまだまだ乗り続けたいとのことだったので、しっかり下地処理をして直していきます。
作業内容
ルーフは黒・本体は黄色にドア内塗装ありのパックです。
ミラーは黒と本体と同色の2つを塗装しています。
ボンネットのエアダクトはカーボンにクリアーを塗装したものと、本体色に塗装したもの2つ塗装をしています。
給油口もカーボンにクリアーのものと黄色に塗装をしたもの2つ塗装しました。
作業中
ボンネットやドアの上側など塗装が剥がれているところを徹底的に削り落としていきます。
紫外線がよく当たる部分はやはり悪くなっている部分が多いですね。
ペーパーで削ってから必要な部分にパテをつけて乾燥をさせてから、サフェーサーという塗装の下地材を吹き付けで塗りました。
ボンネットは悪い部分が多かったので一面に塗って、他の部分は部分的にサフェーサーを塗りました。
サフェーサーは旧塗膜と新しい塗膜との密着性を上げてくれるほか、小さな穴や傷なども埋めてくれます。
サフェーサーを完全に完全に乾燥をさせてから再度研いで、塗装の準備をしていきます。
下地処理をしていない部分は足つけというペーパーで古い塗膜に傷つけて凹凸をつけることによって表面積を広げて、新しい塗料をしっかり付着させるような作業をしています。
本体から塗り分けがあるのでまずはルーフの黒色の部分を塗っていきます。
ルーフ以外は塗らないのでルーフ以外を大きくビニールで養生をしました。
静電気によってなるべく埃などが乗らないように除電をして、皮脂などの脂で塗ったところに不具合が出ないように脱脂作業をしてから塗装に入ります。
ルーフの塗り分け作業が完了しました!
しっかり感想をさせてから本体の塗装準備をします。
今度はブラックに塗ったルーフに本体の塗料が乗らないようにしっかりと養生をしてから本体の塗装に入ります。
ドアの内側も塗装をするので、車内に塗料が入らないようにマスキングします。
ルーフと同じように除電と脱脂を終えたら、いよいよ本体の塗装です。
本体の塗装が完了をしました。
ホワイトカラーとはガラッと変わったイエローのランエボもかっこいいですね!
本体の塗装を終えたら分解をしたパーツを塗っていきます。
ミラーは本体色と黒色にボンネットのエアダクト、給油口はお客様がカーボンのパーツと本体色に塗るパーツを用意していただいたので同じパーツを2つ塗っています。
塗り終わったら乾燥をさせて、組み付けをして最終確認をして完成です。
完成
塗装が完成しました!
イエローカラーは街中でも目を引くようなかっこよさでスポーツカーに合いますね!
ブラックの塗り分けも今っぽさがあって、イエローとのバランスがちょうどいい感じです。
同色塗装で綺麗にして乗り続けたい方、まだまだ乗り続けたいけれど、色替えをしてイメージチェンジをしたい方、お気軽に相談をしてください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!