今回はスイフトスポーツをイエローからアウディのナルドグレーへ色変え全塗装をしました。

施工前

今回入庫した車はスイフトスポーツです。
初年度登録が平成27年で9年前と比較的全塗装をする車としては新しめの車になります。
少し事情を聞いてみると、このスイフトスポーツを象徴するチャンピオンイエローが身近な人と被ってしまったそうです。

綺麗な状態での入庫だったので、下地作業は必要ありませんでした。
色変え塗装になるので、ドアも取り外して黄色い部分が残らないように塗装をしていきます。

施工内容

ドア内塗装ありのパックです。
ボンネット・リアウィング・フロントエアロは着脱はしましたが塗装はしていません。
リアエアロは取り外し後に塗装をしました。
ミラーカバーやリアバンパーのグレーの部分は取り外しをした後に塗装をソリッドブラッックでしました。

施工中

分解をする所からスタートします。
ドアハンドルやミラー、バンパーなど外しました。
今回は色変え塗装でドア内の塗装もあるのでドアも4枚外しました。
ドアの内側を塗装しない仕様だとドアをつけた状態で塗ることもあります。

分解が終わったら、サンドペーパーで足つけをします。
前後の写真を見比べてみると、下の写真は上の写真に比べてツヤっとした部分が無くなっているのがわかると思います。
これはサンドペーパーによって削られてクリアーの部分が全て削られているからです。
この作業が何故足つけと呼ばれているかというと、ツルッとしたまま塗装をすると剥がれやすい状態だったり塗装がうまく乗らなかったりするのですが、ペーパーによって傷付けあえて塗面に凹凸を作ることによって表面積を広げることで塗装が乗りやすく剥がれにくい状況ができるのです。

足つけが終わったら本体をブースに移動してマスキングをします。
マスキングをしたら、皮脂などの油を除去する為に脱脂を行った後に、静電気で埃などが塗装に乗ってしまうのをなるべく防ぐために除電を行いました。

全て準備が終わったら塗装をします。
色はアウディのナルドグレーです。濃いめのグレーソリッドです。

塗り終わったら乾燥をさせます。本体の塗装はこれで完了です。
次は分解をしたパーツを塗っていきます。
まずは本体と同色のパーツを塗りました。
写真はありませんがこの他にミラーカバーリアバンパーの一部はソリッドのブラックを塗りました。

テールをスモーク仕様に塗りました。

全て塗り終わったら組み立てをして、最終チェックをしていきます。
立て付けや動作のチェックが全て完了をしたら完成です!

完成

無事完成しました。
明るいイエローからグレーに変わってより今どきな感じのスタイルになりましたね!!
ボンネットのカーボンとも違和感なく自然な感じなのもいいです。

スモークのビフォーアフターです。
スモーク仕様にすることによってより締まった感じになってカッコ良くなりました!

色替えをして純正色ではないオリジナルスタイルを楽しみたい方、同色全塗装でまだまだ愛車を永く乗っていきたい方お気軽に相談をしてください!
国産車・輸入車問わずにお受けしています!
是非一度、全塗装工場 Ballers(ボーラーズ) にお問合せください!