今回はお客様のレガシィを()に全塗装を行いましたので、作業内容を公開させていただきます。

作業前

今回のお車はレガシィです。
スバルのレガシィは1989年から販売されている歴史のある車です。
今回はそんな歴史あるレガシィの4代目で2003年〜2009年まで販売されていたモデルです。

ぱっと見綺麗な状態ですが、下地作業が必要な場所も多い状態でした。

作業内容

今回は黒からガンメタへの色替え塗装です。
ドア内塗装ありのパックになっています。

作業中

まずは下地作業を行なっていきます。
凹んでいたり、大きな傷がある所はパテで埋めていきます。

パテで埋めた後はサフェーサーを吹きます。
サフェーサーという塗装下地材という塗料みたいな液状のものなのですが、小さな穴や傷などを埋めてくれて、パテと塗装の密着性も上げてくれるというものになります。
サフェーサーを吹いたら、塗面をペーパーで研いで平滑にします。

下地が完成したら、ブースに移動をさせてマスキングを新しくします。
下地の時のマスキングは研いだ粉などが付いているので、そのまま使用をすると塗装をした時にその粉が塗料に付着をしてしまいます。

まずはベースを吹きます。
ベースを数回吹いて軽く乾燥をさせます。

クリアーを数回吹いて、しっかり乾燥をさせ本体の塗装は完成です。

本体とは別に外した部品も本体と同色で塗りました。
トランクやバンパーなどは治具で吊って塗ります。

唯一の塗り分けはドアミラーの台を黒の艶消しで塗りました。
艶消しは磨きでの修正ができないので、埃やブツが載らない様に慎重に塗っていきます。

乾燥をしっかり行なったら、組み付けて完成です。

作業後

黒からガンメタのレガシィになりました。
黒はスポーツカーっぽいソリッド塗装でしたが、メタリックが入った色だとソリッドよりもより艶感がでて高級感がある仕様になりました。
塗装も綺麗になって洗車も楽しくなりそうですね。

まだまだこの車に乗りたい!その為のリフレッシュな気持ちでの全塗装もお任せください!
そんな車作りのお手伝いを、輸入車・国産車問わずやっておりますので一度気軽にお問い合わせをお待ちしております。