今回は愛知県からお越しのお客様のハイゼットをシルバーからマツダのチタニウムフラッシュメタリック(42S)に全塗装を行いましたので、作業内容を公開させていただきます。

作業前

今回のお車はハイゼットです。
ハイゼットは1960年から発売されていて、もう半世紀以上も名前を変えずに愛され続けている歴史のある車です。
ご依頼を頂いた車はそんな歴史のあるハイゼットの11代目。
なんと新車です。
新車に全塗装!?と思われる方も居るかもしれませんが、メーカーの設定に好みの色が無い等の理由でそこまでは多くないですがご依頼があります。

新車なので当然凹みも傷もなく綺麗です。
フロントバンパーやリヤバンパーの黒い無塗装の部分はそのまま残して、シルバーの所だけ塗っていきます。

色替えの塗装になりますがドア内塗装無しのパックなので、もし外側の色は替えたいけど予算等の都合によってドア内はそのままでもいいかなと検討をしている方は完成後の状態は参考になるかもしれません。

作業内容

新車状態での入庫でしたので、下地作業は足つけのみです。
フロントバンパーなどの樹脂部、無塗装の部分は塗装無しです。
ドア内塗装無しのパックですが、給油口の内側のみ塗装をしました。
エンブレムは艶消しで塗装をしました。

作業中

新車ということもあってサフェーサーやパテなどの下地の作業が必要なかったので、全体的にペーパーで足つけを行ってからマスキングをして塗装準備をします。
無塗装のバンパーのみ分解をしました。
写真で残すのを忘れてしまいましたが、先にルーフとリアゲートを塗っています。

マスキングが完了したら一気に塗っていきます。
十分に乾燥をさせてマスキングを慎重に取っていきます。

この後にエンブレムだけ別で艶消しの塗装をしています。
塗装はこれで終了です。組み付けも無塗装のバンパーのみなので、さっと組み付けてウィンカーなどの動作を確認して完了です。

作業後

シルバーからガンメタのようなブラウンへのメタリックへの色替えで雰囲気も変わりましたね。
無塗装のバンパーも新しく塗った色に馴染んでいます。

ドアの内側はそのままだとこんな感じになります。
この車の仕様上、室内も前の塗装のシルバーが見える状態でしたので、開口部やドア内を塗らなくてもあまり違和感はないかなと思います。

エンブレムは新しい色でも浮かないような艶消しブラックにしました。


新車に乗りたいけど、好きな色がメーカー設定にないなどといった場合は全塗装をしたら自分の満足度は上がります。
ショッピングセンターなどで買い物をして駐車場に戻ってきても、個性のある自分の車は見失わずに見つけることができますし、より楽しいカーライフを送ることもできるかもしれませんね。

このように新車を自分のお気に入りの色に塗りたいといった全塗装や、塗装がやれてしまって新たな気持ちで乗りたいといった同色の全塗装のご要望もお任せください!!!
国産車・輸入車問わずやっておりますので一度お問い合わせください。